BL漫画感想・レビューブログ

概要と評価

カップリングと登場人物

攻

受

脇役・当て馬

作品紹介

αの花嫁 共鳴恋情 1

αの花嫁 共鳴恋情 2

αの花嫁 共鳴恋情 3

ストーリー紹介

感想・レビュー

αの頂点に君臨する氷の帝王×αとして育った美貌の生徒会長。
プライドをかけたα×α（Ω）の、運命の恋！

発売から約３ヶ月、各ストアで多くの読者から 星 4.3～4.9 を獲得する高評価作品！（上記『ストア別 読者評価』参照）

氷の帝王～～～ッッ♡

氷の帝王と呼ばれる首藤圭騎が直球ド真ん中ストレート過ぎて、IQが大幅ダウンしてしまう！なるべく客観的なレビューをと心掛けているのに……一瞬でその決意を無にする破壊力。

ストーリーの大筋はシンプルかつ王道でありながら、上流階級の世界観とオメガバース設定によって、本能で惹かれ合う展開を麗しいキャラクター達が最大限に盛り上げる、胸躍る作品！

本作品は、作画が幸村佳苗先生で本当に良かった。耽美な絵柄が物語にマッチして、もう他の絵では考えられない。

シンプルかつ王道だからこそ、メインキャラクターである首藤圭騎の冷徹なかっこ良さと、江森理玖の蒼さが残る少年の美しさが表現されていなければ、説得力を大きく損なったと思う。しかし幸村佳苗先生の絵によって、むしろ引力は増幅している。

オメガバースのアルファとオメガが惹かれ合う様子――その激しい熱情が見事に表現され、読者に伝わってくる生々しさ。エロ度については巻によって “エロ標準” ～ “エロエロ” で評価しているが、とても感情を揺さぶる生々しさがあるため、質においては全体的に “エロエロ” と言ってもよい。しかし、決してエロ重視作品ではなく、根底のストーリーがしっかりとした魅力を放っているため、エロ本という印象は持たない。

修正については、（私はシーモアで読んだが）細目の白短冊で甘い。修正にこだわりを持つ人にとっても、大満足の作品になるのではないだろうか。

王道ストーリーが、思わず「そう、そこ！」と叫びたくなるくらい、心のツボを外さず押し込んでくる。『共鳴恋情』は、読者までをも共鳴させるエナジーを備えていた。

おすすめ要素

個人的好みと理解力の及ぶ範囲で挙げる、桃みるくのおすすめポイント！

超王道オメガバース！！！

αの頂点に君臨する氷の帝王×αとして育った美貌の生徒会長、プライドをかけた運命の恋。お前は私のオメガだ――上流階級のハイソな世界観のなか、麗しいキャラクター達が本能で惹かれ合う、心のツボ押しまくりの魅惑作！