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感想・レビュー

熱くなれないマイペースヤンキー×無邪気で漢気溢れる快活ヤンキー。
敵対校ナンバー２同士の純な恋に、派閥の壁！

販売から18日で、Renta! では 4.3/5（94名）、シーモアでは 4.7/5（70名）の高評価を獲得する作品。

ヤンキー同士の、純で、素直で、真っ直ぐな恋が本当に眩しい。二人の恋は青春の中、キラキラして見える。

熱くなれるものがなかった樹里が、ひろみに一目惚れ。心臓はドクドクするし、身体は熱くなるし、たまらなくなって連絡先を聞く。

恋もよく分からなかった樹里だが “ライクじゃなくてラブ” だと自覚すると、速攻告白してしまう展開の速さ。恋のモダモダもいいけど、この行動力とストレートな素直さがとても清々しく、心地良かった。

そして、その唐突な告白を受けた側のひろみも魅力的だ。樹里の好意を真っ直ぐ受け止め、きちんと考えてくれる。感情に流されることもなく、大将への義理もキッチリ通す。漢気ある、気持ちの良い青年なのだ。特に惹かれたシーンは、

この作品は物語も面白いが、何と言ってもメインキャラの２人はもちろん、物語の行方を握る野良猫を含め、脇を固める登場人物達がみんな魅力的だった。

加えて、エロシーンが男臭いのもとても良い。

何と言ってもそれぞれの高校でナンバー２を張る２人。そのイメージを裏切ることなく、快楽を剥き出しにしても男らしさを失わない描写が、妙にカッコ良かった。

彼らの感情がしっかり伝わるドキドキ感もいい。湿度も温度も伝わってくるし、昂った表情も違和感がなく、臨場感が溢れる。
しかも修正は白短冊。兜合わせなどのプレイも生々しかった。

表題作は高校同士の抗争だが、同時収録『つばぜり愛』はタチ専同士の抗争。こちらも笑えて温かい、圧倒的ハッピーエンドな物語。

おすすめ要素

個人的好みと理解力の及ぶ範囲で挙げる、桃みるくのおすすめポイント！

敵対校ナンバー２同士の純な恋！

熱くなれないマイペースヤンキーと、無邪気で漢気溢れる快活ヤンキー。２人の恋は、派閥の壁に阻まれ、大将に対する敬意の狭間で葛藤する。

青春にキラキラ輝く、純で真っ直ぐなラブコメディ！