著者 | ミナヅキアキラ |
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出版社 | 大洋図書 |
レーベル | H&C Comics ihr HertZシリーズ |
シリーズ | - |
発売日 | 1巻:2020/11/24 2巻:2022/06/01 |
電子発売日 | 1巻:2020/11/30 2巻:2022/06/03 |
価格 | 1巻:781 円(税込) 2巻:803 円(税込) |
一途に愛する人を守る吸血鬼×レアな血を持つ天然ライターの、切なき異種間ラブ。
吸血もせず、真実を語ることもなく、幼い頃から愛する人を守り続ける吸血鬼。
ドラマティックなストーリーに、紙面を自由自在に動き回るキャラクター。勢いと激しさのある戦闘シーンとエロシーンには、テンションも上がる。
起承転結が不足感なく一冊にまとめられた、充足度の高い作品!
- 吸血鬼と人間の、切ない異種間ラブストーリーが読みたい!
- 多くの人が高く評価した人気作が読みたい!
- ストーリー・絵・キャラの魅力。総合力の高い作品が読みたい!
概要と評価
あらすじ
ライターの羽瀬川みつるは、吸血鬼「バイター」の仕業だと噂される事件を調べていた。幼なじみの安仲有生ことアンナには、首を突っ込みすぎるなと忠告される。だが、実はアンナ自身がバイターだったのだ。みつるは取材と称してアンナに血を吸われることを了承。そのうえ、勢いのまま抱かれて気が狂うほど気持ち良くされてしまう。さらには、みつるにも本人の知らない秘密があるようで…?
H&C Comics ihr HertZシリーズ
同時収録作品
籠の中から |
あとがき |
電子書籍シーモア参照。紙・電子・書店によって異なる場合があります。
カップリングと登場人物
攻
受
脇役・当て馬
安仲に頼まれ、みつるの警護を任されている。
首に噛み痕のある変死体として見つかった女性。発見時、全身の血液が凝固していた。
変死体として見つかった知加の交際相手。男性。
吸血鬼「バイター」。
作品紹介
スモーキーネクター
あらすじ
ライターの羽瀬川みつるは、吸血鬼「バイター」の仕業だと噂される事件を調べていた。幼なじみの安仲有生ことアンナには、首を突っ込みすぎるなと忠告される。だが、実はアンナ自身がバイターだったのだ。みつるは取材と称してアンナに血を吸われることを了承。そのうえ、勢いのまま抱かれて気が狂うほど気持ち良くされてしまう。さらには、みつるにも本人の知らない秘密があるようで…?
H&C Comics ihr HertZシリーズ
同時収録作品
籠の中から |
あとがき |
電子書籍シーモア参照。紙・電子・書店によって異なる場合があります。
スモーキーネクター Renew
あらすじ
ライターの羽瀬川みつると
H&C Comics ihr HertZシリーズ
不動産業を営む安仲有生ことアンナ。
幼なじみで恋人の2人には秘密があった。
アンナは人血を糧にする「バイター」、
みつるは「バイター」が好む血を持つ「ネクター」なのだ。
2人はお互いの血液なくしては生きていけない「共生契約」を結んだ。
幼い頃からみつるだけに想いを寄せていたアンナには夢のように幸せな今。
だが、それと同時にアンナはみつるにある負い目も感じていて……。
同時収録作品
共同生活 |
あとがき |
電子書籍シーモア参照。紙・電子・書店によって異なる場合があります。
ストーリー紹介
お前が俺の命背負う必要なんかない
安仲有生(アンナ)の店が管轄する土地で、全身の血液が凝固した女性の変死体が見つかった。
その捜査線上にアンナが浮かび上がったため、友人の記者・羽瀬川みつるは、アンナが疑われる前に真犯人を見つけようと張り切る。
アンナからは「首を突っ込み過ぎるな」と忠告されるが、みつるは従わず取材を続ける。そして、アンナが吸血鬼「バイター」であることを知ることに。
「バイターである前に、アンナだからな」と笑みを浮かべて肩を組むみつるだったが、みつるの傷口から流れる血の匂いに反応するアンナ。
「噛まれる感覚、取材しよっかな」と血を提供したら、気が狂うほど気持ちよくされちゃって……。
しかし、アンナがみつるの血液に反応した理由は、吸血鬼であることだけが理由ではなかった。
女性を殺したのは誰なのか。女性の血が凝固していたのは何故なのか。そしてアンナとみつるの関係は――。
感想・レビュー
一途に愛する人を守る吸血鬼×レアな血を持つ天然ライター。
本能も理性も超えて選び取る、二人の愛の形。
1巻発売からわずか3週間で、Renta! では星 4.8 /5(133名)、シーモアで星 4.9 /5(216名)。
短期間で母数も多く、高評価を得る人気作!
吸血鬼「バイター」であるアンナは、幼なじみであるみつるの血を激しく欲しているが、なぜか吸血のドナーにすることを拒む。みつるを大切に思うがゆえ、ワケあって強い本能をそれ以上の理性で抑え込んでいるのだ。その姿は気高く見える。
みつるもまた、吸血鬼「バイター」の事情が分からないながらもアンナのことを大切に思い、身を呈して守ろうとする。ちょっと天然だけど、一生懸命なところが可愛い。
BLとしては珍しい戦闘シーンも見どころ。俊敏さを感じる動きやアングルがカッコ良く、アンナがまるでヒーローのように映える。
戦闘シーンとエロシーンに共通して感じたのは、勢い。これらを同じ土俵で語る日が来るとは思わなかったが、バイターは体力があるため、体位も自由自在。ここぞという場面でのクローズアップや、独特なポージング、激しい動きを感じる描き方……キャラクターが紙面で縦横無尽に動き回って見える。
互いを思い合う強い気持ちに胸を打ち、激しく求め合う様子にはエロを超えて安堵すら覚えた。ドラマティックなストーリーだが、起承転結が不足感なく一冊にキッチリまとめられ、読後の充足度が高い作品だった。
すすけたさま。また、焦げたようなにおいのするさま。「スモーキーな香り」
1 ギリシャ神話で、神々の飲む不老長寿の赤色の酒。ネクタル。
2 果実をすりつぶして作った植物繊維入りの濃厚なジュース。
ココが性癖に突き刺さった!
- 物語の起承転結に大満足!
- 迫力のある戦闘シーンとエロシーンが良かった!
- 全体の完成度のお陰で読後の充足感が凄かった!
おすすめ要素
個人的好みと理解力の及ぶ範囲で挙げる、桃みるくのおすすめポイント!
一途に愛する人を守る吸血鬼×レアな血を持つ天然ライターの、切なき異種間ラブ。
吸血もせず、真実を語ることもなく、幼い頃から愛する人を守り続ける吸血鬼。
ドラマティックなストーリーに、紙面を自由自在に動き回るキャラクター。勢いと激しさのある戦闘シーンとエロシーンには、テンションも上がる。
起承転結が不足感なく一冊にまとめられた、充足度の高い作品!
- 吸血鬼と人間の、切ない異種間ラブストーリーが読みたい!
- 多くの人が高く評価した人気作が読みたい!
- ストーリー・絵・キャラの魅力。総合力の高い作品が読みたい!