著者 | 高野ひと深 |
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出版社 | リブレ |
レーベル | ビーボーイコミックスDX |
シリーズ | - |
発売日 | 2016/05/10 |
価格 | ¥629(税抜) |
「この男、間違いなく俺に惚れている」
…と、自信たっぷりなポジティブナルシストの元生徒会長・北橋。
しかし、なかなか告白してこないその男。
北橋は、様々な出来事にアレコレ悩みながら、自らの恋を自覚し掴み取っていく。
ピュアで可愛い愛され会長と、謎のあるミステリアスな後輩。対極の個性を持つ二人の、ちょっと切ない青春ラブストーリー♡
- 可愛いナルシストキャラが好きだ!
- 明るさだけでなく、陰の面も織り交ざった物語が読みたい!
- 笑えて切なくて、ちょっと胸がチクリ…色んな感情を味わいたい!
概要と評価
あらすじ
ナルシストな元生徒会長・北橋の悩みは、自分のことが「好き」(に違いない!)な生徒会の後輩・乙坂が告白してこないこと。
ビーボーイコミックスDX
乙坂の大学進学を機に同居が決まり、いよいよ告白か!?と思いきや、乙坂に「ゲイ仲間」だと勘違いされる事件が発生!?
更に、恋愛対象外宣言までされてしまい――!?
本心が見えない謎多き後輩×妄想気質な愛され系会長のハイテンション&ピュアな恋愛奮闘記!
同時収録作品
鈍色の日々(描き下ろし) |
フラッシュノイズ |
あとがき(3p.) |
カバー下(キャラ説明とイラスト) |
電子限定 描き下ろしイラスト |
電子書籍シーモア参照。紙・電子・書店によって異なる場合があります。
カップリングと登場人物
「す」のつく言葉で言ってくれ
攻
受
脇役・当て馬
北橋が立ち上げた雄弁部に所属。ある事件に係わる人物。優等生のような見た目に反して不真面目なところも。
北橋の元カノの兄。パン屋で働いている。父親がサッカークラブのコーチで、高校時代の乙坂が在籍していた。
ストーリー紹介
この男、間違いなく俺に惚れている
北橋はすでに気付いてしまった。乙坂が、自分に「間違いなく惚れている」ということを――。
ナルシストな北橋は、乙坂が自分に惚れていると思い込んでいる。そこで、乙坂のために告白しやすいチャンスを作ってみた。しかし彼は告白してこない。
「おかしい なぜ俺に思いを告げない」
時は流れ、乙坂の大学進学を機にひょんなことから同居が始まった。いよいよ告白か!? と思いきや、待てど暮らせど告白してこない。
北橋は、とうとう疑問を抱き始める。
感想・レビュー
本心が見えない謎多き後輩×妄想気質な愛されナルシスト会長。
ピュアな恋愛奮闘記!
ポジティブな妄想気質の愛されナルシスト・北橋会長と、本心が見えないミステリアスな乙坂の、対極的な個性を持つ二人が繰り広げるコメディタッチの本作。
主人公・北橋の個性を反映して全体的にコミカルだが、そこに乙橋の個性が加わり、時々シリアスな陰の面や暗い過去も描かれる。
お日様の様に明るくピュアな北橋が、様々な出来事に翻弄されたり悩んだりしながら、恋を自覚し掴み取っていく様子が可愛くて魅力的だ。
と言っても、もしかするとコミカルに振り切ったほうが大衆受けは良かったかもしれない。
しかし、高野ひと深先生ならではのダーク要素がほのかに加わることにより、ピュアで自己肯定感溢れる北橋を悩ませ、それにより時折見せる、寂しそうな表情や苦悶の表情が最高に愛しく切ない。そのギャップで、ますます魅力的なキャラクターになっているとも思うのだ。
凸凹コンビの二人の恋がどう始まるのかヤキモキしながら読み進めるが、北橋は翻弄されながらも最初から最後までピュアッピュアな北橋のまま。そんな北橋に癒されつつ、彼らしさと可愛らしさが極まったところで完結! という、充足感で胸いっぱいに。
わたしは北橋が可愛くてたまらず、大ファンになってしまった!
北橋について、高野ひと深先生はインタビューで以下のように答えておられる。
Q. 苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください!
会長のキャラクターが、私の引き出しにはあまり無いものだったので、お話を考えてもその通りに動いてくれなかったり、勝手に違う方向に行ったりしておりました。その都度驚かされましたし、救われました。
ちるちる
また、本作のあとがきでも、
と。この会長の話はとても興味深いけど、先生から離れて動いてる感じですよね。大大大ファンになってしまったが、また会えるかは…難しいのかなぁ?(寂)
だけど、乙坂の方は他にも過去の物語があるようで…うおおお、読みたい! 先生待ってます!
ココが性癖に突き刺さった!
- 愛され系ナルシスト・北橋会長がカワイイ!大好き!
- ピュアでキラキラな北橋会長、苦悶の表情もたまらない!
- 言葉選びが練られていて好き!
おすすめ要素
個人的好みと理解力の及ぶ範囲で挙げる、桃みるくのおすすめポイント!
「この男、間違いなく俺に惚れている」
…と、自信たっぷりなポジティブナルシストの元生徒会長・北橋。
しかし、なかなか告白してこないその男。
北橋は様々な出来事にアレコレ悩みながら、自らの恋を自覚し掴み取っていく。
ピュアで可愛い愛され会長と、謎のあるミステリアスな後輩。対極の個性を持つ二人の、ちょっと切ない青春ラブストーリー♡
- 可愛いナルシストキャラが好きだ!
- 明るさだけでなく、陰の面も織り交ざった物語が読みたい!
- 笑えて切なくて、ちょっと胸がチクリ…色んな感情を味わいたい!