著者 | 阿部あかね |
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出版社 | 新書館 |
レーベル | Dear+コミックス |
シリーズ | - |
発売日 | 2020/05/01 |
価格 | ¥670(税抜) |
夢に破れた老舗洋食店『日比谷亭』の道楽息子が、経営コンサルタント・小松の介在によって生まれ変わるサクセスストーリー。
仕事に打ち込む男の魅力、落ちついた大人の恋、美味しそうな料理……魅力たっぷりなワクワク作品♡
- サクセスストーリーが読みたい!
- 落ち着いた大人の渋い恋が読みたい!
- 美味しそうな料理が見たい!
概要と評価
あらすじ
傾きかけた老舗洋食店の道楽息子・朝彦は、酒と女に溺れただらしない日々を過ごしていた。
Dear+コミックス
そんな中、店を立て直すため店主の母により経営コンサルタントの小松が呼ばれて状況は一変。
店に興味がなく潰れても構わない朝彦と強行に経営方針を変えようとする小松は対立する。
しかしお互いの過去を知っていくうちに二人の距離は近づき始め……!?
道楽跡取り×経営コンサルの渋くて旨味たっぷりなコンプレックスラブ!
同時収録作品
堂山さんに寄せて |
あとがき |
感想・レビュー
老舗洋食店『日比谷亭』再建の物語。酒と女に溺れる道楽息子が一変するサクセスストーリーに、ワクワクが止まらない!
阿部あかね先生の絵は、可愛い系も、カッコイイ系も、女装系も、みんな魅力的で表情もそれぞれに素晴らしい。そのうえストーリーもしっかり読ませてくれるから、あらすじもレビューも読まず即座に購入した。
これは、老舗洋食店再建の物語。
前作『華と楽』がそうだったように、後半部の、底辺から駆け上がっていくサクセスストーリーにワクワクした。願わくば、この一巻を三巻位の長さで読みたかった!なんて……言うのは簡単で三巻までBL展開なかったら怒る人もいるだろうけど、面白くて思わずそう思ってしまったよ。
老舗洋食店『日比谷亭』の息子・朝彦は、酒と女に溺れただらしない日々を過ごしているが、かつては秘めた情熱を持つ努力の人だった。その夢が破れてすっかり道楽息子に堕してしまっていたのだが、経営コンサルタント・小松の介在で一変する。
ボンクラだと思っていた朝彦が目覚め、渋く輝いちゃう様子は本当に素晴らしい。二人とも前半とは打って変わっていい顔しているから、「良かったねぇ」と涙目になった。
そして終盤のほのぼの甘々展開は最高過ぎる。仕事をキッチリやってからの甘々は痺れるな!
着物姿の朝彦、メガネ+スーツの小松、二人とも素敵。
そして料理の絵も丁寧。料理は思わずじっくり見ちゃうし、綺麗だとすっごく嬉しくなってしまう。
サクセスストーリーはワクワクしていい。道楽息子だけでなく、経営コンサルタントの小松だって大成功の巻だよね!こういうの大好き♡
おすすめ要素
個人的好みと理解力の及ぶ範囲で挙げる、桃みるくのおすすめポイント!
夢に破れた老舗洋食店『日比谷亭』の道楽息子が、経営コンサルタント・小松の介在によって生まれ変わるサクセスストーリー。
仕事に打ち込む男の魅力、落ちついた大人の恋、美味しそうな料理……魅力たっぷりなワクワク作品♡
BL初心者にも読みやすいんじゃないかな?
- サクセスストーリーが読みたい!
- 落ち着いた大人の渋い恋が読みたい!
- 美味しそうな料理が見たい!